潰瘍性大腸炎のこと

昨日の泌尿器科に続いて、今日は内科のクリニックに行きました。

潰瘍性大腸炎の薬が少なくなってきたので、その補充のためです。

現在3つの病気(潰瘍性大腸炎、自己免疫性肝炎と前立腺がん)で定期的に病院に通っていますが、潰瘍性大腸炎は区内のクリニック、自己免疫性肝炎は区内の総合病院、前立腺がんは金沢区の総合病院と、それぞれ通っている病院が異なります。

潰瘍性大腸炎の先生はもとは区内の総合病院の医師でしたが、数年前に独立してクリニックを開業されたので、そのときからクリニックに通っています。

開業当初はそれほど混んでいなかったのですが、現在はかなり混みあっていて密になるので困っています。

さて、潰瘍性大腸炎は安倍前首相も罹っている病気ですが、私が罹患したのは30年以上前の1987年です。

以後、毎年1回大腸内視鏡検査を受けています。

大腸内視鏡検査は、午前中下剤を飲んで腸の中をきれいにして、午後内視鏡をお尻から入れるという検査ですが、最初のころは痛くてたまりませんでした。

その後は、慣れと技術の進歩で痛みは少なくなり、現在ではほとんど痛みを感じることなく、10分ほどで検査が終わります。

また、現在のクリニックでは、自宅で下剤を飲み、腸の中をきれいにしてから、クリニックに行けばいいので楽です。

薬は、当初は「サラゾピリン」を服用していましたが、その後「アサコール」に代わり、現在は「ペンタサの坐剤」を使用しています。

飲み薬は毎食後飲まなければいけませんが、坐剤は夜寝る前に1回だけ使えばいいので楽です。それと大腸の炎症部に直接作用するので効いているらしく、緩解状態が長く続いています。

30年以上つきあっている潰瘍性大腸炎ですが、多分生きているうちはずっとつきあっていかなければいけないと思います。